· 

プーチンの失脚にみる「戦争」のかたち

 20世紀の遺物「戦争」はプーチンにより終わる
 さすがに、ロシアくんだりの発展途上の世界の田舎(差別ではありません)の戦争は、武力や工作員、つまりウクライナなどにスパイを送り込んで、内部崩壊を画策したり、テロ・殺害によって領土拡大を図るのであるけれども、民主主義でなくとも人民の心がなければ、国は成り立たない。今回の侵略もプーチンの失脚は必然である。なぜなら、ロシア国民がこうした狂気的横暴を許したならば、ロシアという国は消滅する。既に経済行為しかない、国際社会で軍事侵攻がどれだけ虚しいことか?「おごるもの久しからずや」の歴史を知らないことは、新興国や全体主義国家の欠点である。どこの国のなんびとであれ、こころは変えられない。もはや軍事力や暴力、人権侵害で他人を支配することなど、21世紀、22世紀に通用するはずもない。それよりも社会や人間関係を捨てようとする新人種が増えることの方が恐怖である。物からひと、そしてこころ(精神)の時代になっているのに、ウクライナのひとのこころを変えられることなどあり得ない。プーチンの行動は、ロシア人民の多くがプーチン離れしたことをくい止めるための最後の手段であったが、残念ながら、狂人の見誤りであった。誰の制裁も必要なく、ロシア国民は大掃除をはじめるであろう。まだまだ、無意味な血が流れる。