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ロシア・国境とデジタル国境

日本国憲法の第一は国境と元首

 日本が守らなければならないのは、国境である。国境は残念なが中国・韓国・台湾・ロシアと確定しているわけではない。この隣接国の中で、平和条約を結んでいないのは、北朝鮮、ロシアとである。

 憲法には、その発案・提起者である国家元首が必要である。社会主義国や一部の全体主義国家を除いてすべての国に憲法上の元首は明らかである。日本国の国家元首は天皇陛下であることは、明確な事実である。もちろん国体としては主権在民の民主主義国家である。

 ロシアの国家元首はプーチン大統領である。国境も確定しておらず、平和条約の締結もない。従って、軍事力で国境拡大するのは、ロシアのいわば選択権の範囲である。

 日本が憲法に則して国を護るとすれば、まず国境を確定し、軍隊を持ち、デジタルにおける知的財産権やあらゆる国益のためのデジタル国境を護ることである。

 ロシアや中国はデジタル国境を守れなくなりつつある。それは、どの国の人民も人権や自由を得たいと考えているからである。国あるいは国境という旧概念が崩れ、ひとびとはただただ自由という向上心に向かって国や国土を捨てようとさえしている。

 ウクライナは経済的にもロシアに迫っており、何しろ核兵器を持っている。発射できる全ての装備も持っている。

 ウクライナとロシアが交戦状態になり、アメリカが武力を持ってロシアと対峙することは間近いだろう。なぜなら、戦争をしたいのは、バイデン大統領であり、アメリカ民主党だからだ。これが、アメリカ経済の発展につながり、しいては中国への牽制になるからに他ならない。