· 

オリンピックとコロナの前の重要課題とは

 オリンピックよりコロナより大切な日本国の課題

 日本が今最も重要な直近の課題としなければならないこと。それは2つしかありません。一つは、確定していない国境です。国は、国境線の確定がなければ、国として認められません。対外的な要素を含んでいるからです。何しろ、国境の不確定は、ロシア、韓国、中国(台湾)との間で存在しているからです。主権国家としてこれは由々しき問題であります。もう一つは、拉致問題です。日本国籍の国民が他国に拉致された事実こそ、これを取り返さなければ、国の存続、保障というものは存在しません。国民・憲法・国境は国の成り立ちの基本です。人権や自由とは、この上に成り立つものです。そもそも、国連では戦後今日まで「敵対国」扱いになったままです。国際的に確かな「日本国」という存在はありません。国民であり続け、自由や人権を保持したければ、まずオリンピックより、コロナより、まず、これらの政治的、国民的課題を最初に克服するしかないのです。もし、このままの中途半端が続けば、国や民族という集団は崩壊します。ひとの命が大切であれば、まず国という環境を大切にしなければなりません。