占いの人気はいつもすごいものです
占いとは未来を予測して準備するためのものです
中華街へゆくと手相などいろいろな占いの館があります
渋谷や新宿 あるいは成田や京都まで数多くの占いどころがあります
占星術も銀座をはじめネットでも多くのものを目にすることがあります
占いのほかにも準備を示唆するものに啓発セミナー 心理カウンセリング コーチングなどいくつかあります
もちろん新旧の宗教はすべて準備を解いているものですね
準備とは未来予測なのですが そもそもは吉兆を占ったものです
弘法大師の占いや籤は密教にはじまったものです
いまの宝くじ ギャンブル 講 福祉 助け合いがそれです
占ったのは吉兆ですが 同時に五穀豊穣を祈願したのです
占いは種まきなどの時期や通過儀礼の祭り行事などを決めたものです
いわば季節の変化 人生の通過儀礼を予見して対応の準備をするためのものでした
世界的にも占いや祭りはシャーマンが司る準備として行われてきました
これは群れのひとびとが納得して未来の不安を一掃し未来の平安と繁栄を祈願するためです
ですから 準備とは未来の幸せや五穀豊穣 健康 繁栄を願って行う儀式でもあったということです
宗教の目的のひとつはやはりこころの安心なのです
では昔から占いなど吉兆を選択することはなぜ行われたのでしょう
それは五穀豊穣のための種まきの日を決めるためだけではなかったのです
将来起こる自然の環境変化を予知し あるいは群れ同士のポリスティックな動きを予測することも重要にしていたのです
災害のためには治水などを行う必要もあったわけです
現代までこのシャーマンたちの いわゆる神のご宣託はどれくらい当たったのでしょう
本来吉兆はギャンブル的には50%の確率です
しかし自然の災害や地球規模の地震など予期せぬことは沢山起こりました
50%を大きく下回ったことは想像できます
当たらないのにシャーマンたちはどうして占い続けたのでしょう
それは災害や天変地異という怖さを予言することで警告を与え 人心をひとつにし ひたすら神に安全と五穀豊穣を祈ったのです
シャーマンが紡いで伝えたものは危機管理と準備だったというわけです
占いが流行ると暗黒の時代を迎える というのはそういう背景があるのです
それを統計学と確率論を加味して占星術などが生まれたのです
もちろん 占星術も古いのですが 正確に季節や節目 時間を知るためには編み出されたのです
次回は準備の中身について分析します
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