日銀黒田総裁マジック

 熊本地震で犠牲になられた方々に哀悼の意を表します。

 被害を受けられた皆さまにお見舞いを申し上げます。

 ボランティア活動をされている皆さまに心より感謝を申し上げます。

 また、多くの支援、寄付等を捧げられている皆さまにも心から感謝申し上げます。多くの心配や応援をされている皆さまとも気持ちを共有させていただきたく存じます。また海外のご支援、ご協力にも敬意を表するとともに深く感謝申し上げます。

 地震はまだ雨の後の暖かい時間帯に九州より南、関東、北陸、北海道でも連鎖する可能性が極めて高いです。十分な警戒を必要とします。

 本日、日銀黒田総裁が追加の金融緩和を行わなかったことについて、申し上げます。小生はこの判断は正しく、サプライズ的に来週以降5月前半で対処があると思います。

 それには根拠があります。まず、中国経済が急回復するからです。原油価格が戻るからです。円高傾向は変わりませんが、一転円安に向かうのはサミット以降です。つまり、黒田総裁はサミットと熊本地震、復興を配慮して先送りしたに過ぎません。

 つまりサミットで話し合う余地を残したのです。日本だけでは経済動向の回復は困難ですから、協力を勝ち取るための策としたのだと判断できます。

 しかも、オバマ大統領の広島訪問という世紀の大事業が待っているのです。

 またトランプ大統領を意識する必要もあります。

 中国の急回復は賭けです。共産主義はとっくに崩壊しています。ということは民主主義を導入するしかありません。民主主義の経済原則は競争です。資本主義を同期させた時が習近平国家主席の命運が決する時です。

 また、確定ではありませんが、アメリカは北朝鮮に軍事行動を起こすでしょう。

 それはなぜか?といえば理由があります。アメリカの経済と安全はアメリカだけの話ではなくなっています。

 例えば、中国がかっさらった新幹線事業はやがて日本にやむなく戻り、結果任せることになるのと同じように、潜水艦も慌てることはありません。日本の技術をしっかり守り、育てることが大切です。日本の役割、立ち位置をしっかり把握することです。

 経済、外交のもっとも重要地点はプーチン大統領との領土と平和条約です。

 安倍、黒田、橋下マジックははじまったばかりです。

 小生は橋下マジックに一番期待しています。

 橋下さんには総務大臣より、副総理格で拉致担当をやってもらいたいと思っています。